## 新しいビルドガイドページを参照ください [https://kata0510.github.io/Lily58-Document/Lily58_Lite_BG.html](https://kata0510.github.io/Lily58-Document/Lily58_Lite_BG.html) ## 内容品の確認 キットの内容品の確認をします。  # 組み立て ## 必要な道具 |道具名|| |---|---| |はんだごて|はんだ付けをするために必要です。温調機能があるタイプを推奨します(FX-600等)| |はんだ|| |ニッパー|ダイオードの足をカットするために必要です| ## 基板を確認する Lily58と書かれている面が表面となります。  ## ダイオードを取り付ける 付属している9mm幅のアクリルダイオードベンダーでダイオードの足を折り曲げます。  ない場合はケースを3枚重ねると9mm幅になり、同じようにダイオードの足を折り曲げることができます。 基板を裏側にし、三角形に横棒がある向き(上側)をダイオードの黒い線が来るように差し込みます。向きが正しくないと完成後キーが反応しません。  差し込んだ後、裏側からはんだ付けをします。 裏返す際にダイオードが落ちたりしてしまうため、マスキングテープなどで仮固定します。    はんだ付け後、ダイオードの足をニッパーなどでカットします。  ## TRRSジャック/リセットスイッチをはんだ付けする TRRSジャックとリセットスイッチをはんだ付けします。 基板に差し込んだらマスキングテープで仮固定し、裏側からはんだ付けをします。   ## OLEDソケットを取り付けする OLEDソケットを差し込み、マスキングテープで仮固定します。   はんだの量が多いとソケット内に流れ込んでしまうため、気をつけてください。  ## Pro Microをはんだ付けする Pro MicroのUSBコネクタは破損しやすいため、破損時に交換がしやすいスプリングピンヘッダ(コンスルー)を使用することを推奨しています。 遊舎工房でPro Microを購入している場合付属していますのでそちらを使用します。 スプリングピンヘッダ(コンスルー)には取り付け推奨向きがあります。 Helix[ビルドガイド](https://github.com/MakotoKurauchi/helix/blob/master/Doc/buildguide_jp.md#pro-micro)に記述されているように、コンスルーの小さい窓がある方向をPro Micro側(上側)になるようにします。 2本とも差し込んだ後、Pro Microを部品が下側になるように差し込みます。この時に少し強く押し込み、完全に差し込まれるようにします。   曲がっていたり、浮きが無いことを確認し、Pro Micro側のみをはんだ付けをします。抜き差しを可能にするため **基板側にははんだ付けを行わないでください** ## キースイッチを取り付ける アクリルケースのトッププレート(スイッチ穴が空いている方)を取り出し、保護シートを剥がします。 トッププレートにスペーサーを取り付けます。 スペーサー(短)とネジを取り出し、ネジを上側から通してからスペーサーを下側から回し、手で取り付けをします。 キースイッチを写真の位置に4箇所差し込み、基板と合わせます。この際にズレやピンの曲がりがないよう注意しながらPCBに対して上からまっすぐ下ろして取り付けをし、スイッチが浮きや傾きが無いことを確認して4つのスイッチをはんだ付けします。 その後、残りのスイッチを差し込んではんだ付けをします。  スペーサー(長)とネジを使い、OLEDプレート用のスペーサーを取り付けます。  ボトムプレートの保護フィルムを剥がし、ネジ止めをします。 その後、ゴム足を貼り付けます。  ## OLEDモジュールを取り付けする OLEDモジュールを取り出し、ソケットにピンを差し込んでその上からOLEDモジュールを載せ、はんだ付けをします。 その後OLEDカバーを取り付けます。  ### OLEDを取り付けない場合 OLEDを取り付けない場合はファームウェアのOLED機能をOFFにする必要があります。 以下のOLED機能をオフにしたファームウェアをダウンロードしていただき、QMKToolboxで書き込んでいただく、 もしくはご自身で環境を作っていただきファームウェアをコンパイルして頂く必要がございます。 ‘qmk_firmware/keyboards/lily58/rules.mk‘と ‘qmk_firmware/keyboards/lily58/keymaps/[キーマップ]/rules.mk‘の‘OLED_DRIVER_ENABLE = yes‘をnoにしてコンパイルし、書き込んでください。 OLEDオフにしたデフォルトキーマップhexファイル [ダウンロード(lily58_rev1_default.hex)](https://drive.google.com/uc?export=download&id=1yPxZlVRVBfqq0-pEKkJZc93vqW6Jdboj) ## キーマップの書き込み キーマップを書き込むために準備が必要です。導入されていることを前提に記述しております。[qmk公式のページなどを参考に導入して下さい。](https://docs.qmk.fm/#/getting_started_build_tools) QMK Toolboxを使用すれば環境構築の必要が無く、GUIで書き込みが行うことができます。(キーマップの変更はできません) [qmk/qmk_toolbox](https://github.com/qmk/qmk_toolbox/releases) Lily58のデフォルトキーマップを書き込むにはqmk_firmwareのフォルダ階層で以下を実行します make lily58:default:avrdude **Detecting USB port, reset your controller now...** と表示されたらキーボード上のリセットボタンを押すと書き込みが始まります。 上記の要領でもう片方のキーボードにも同じように書き込みを行って下さい。 Defaultキーマップは以下のようになっています。  ## 動作確認 左右をTRRSケーブル(TRSケーブル)で接続し左側のProMicro(デフォルトキーマップの場合)にMicroUSBケーブルを接続しキーが反応するかを確認して下さい。 動作確認をして完了です、組み立てお疲れ様でした。 ## 困ったときは ### Q.1列(複数列)又は1行(複数行)キースイッチが反応しない A.ProMicroのはんだ付け、取り付けしっかりとできてない場合があります。再度確認し、必要に応じて再度はんだ付け、取り付けを行ってください。 ### Q.キースイッチが単体で反応しない A.キースイッチのはんだづけ又はダイオードのはんだ付けに問題がある可能性があります。 キースイッチの場合 問題のあるキースイッチのはんだ付けを確認してください。はんだが足りてない場合は再度はんだ付けを行ってください。 ダイオードのはんだ付けの場合 ダイオードの向きを確認してください。間違っていた場合は外してはんだ付けし直してください。 はんだ付けが足りない場合は再度はんだ付けを行ってください。 **困った場合などはお気軽にDiscordサーバー([Self-Made Keyboards in Japan](https://discordapp.com/invite/NM7XtDW))の「#mon-shin」チャンネルもしくはTwitter:@F_YUUCHIにメッセージをお送りください**